ロボットサッカー作成講習会2024

倉敷会場と岡山会場の2会場で開催します。 ご都合の良い会場でお申し込み下さい。 作成したロボットはご自分のものになります。 大会へ参加するときまで、ルールの範囲内で改良することができます。

開催日

倉敷会場(ライフパーク倉敷)

第1回 2024年6月16日(日)
第2回 2024年7月 7日(日)
第3回 2024年8月 4日(日)

サポート講習会 2024年9月22日(日)

岡山会場(人と科学の未来館サイピア)

第1回 2024年7月21日(日)
第2回 2024年7月28日(日)
第3回 2024年8月25日(日)

サポート講習会 2024年9月1日(日)

サポート講習会とは?

内容は未定ですが、気になる部分の質問に答えたり、要望されたプログラムの説明を行いたいと思います。 詳しい内容は講習会の中で説明します。

時間

10:00~15:30(昼食休憩含む)

※昼食はご用意ください。

内容

第1回 ロボット作成(電子部品の半田付け、ネジ締めにより組み立てなど)
第2回 ロボット制御プログラム(プログラム作成の基本)
第3回 ロボット制御プログラム(プログラムの作り方に慣れてもらう)

※プログラムはノーコード(ブロック形式)で作ります。 英数字をキーボードから入力する方法ではありません(文字キー/数字キーは使います)

当日の持参物

  • お弁当
  • 飲み物(水筒などふたが閉まるもの)
  • ノートパソコン
  • マウス
  • ノートと筆記用具

※会場内ではお弁当を食べることができません。

パソコンの性能(参考として)

OS: Windows11 、Windows10
メモリ:8GB以上
HDD/SSD:2GB以上の空きがあること
USB: ロボットとの接続で1つ利用(USB Type-A)

USBの形状について写真付きの説明があるサイト

定員

各会場 先着8名

参加費

18,000円

3回の講習会参加費、ロボット部品代、ロボカップジュニア・ノード大会参加費を含みます。 第1回開始前に中止となった場合、参加費は返却いたします。

参加条件

  • 岡山県在住、または、岡山県の学校に通う小学4年生~中学3年生であること
  • ロボカップジュニア・ノード大会に参加の意思があること
  • ノートパソコン(Windows)を持参できること
  • 基本的なパソコン操作(キーボード、マウスの取り扱い)ができること
  • 講習会に児童と共に保護者が参加できること

申し込み方法

下記URL(GoogleForms)よりお申し込み下さい。

倉敷会場へのお申し込みはこちらをクリックして下さい

岡山会場へのお申し込みはこちらをクリックして下さい(キャンセル待ち)

応募期間

2024年5月20日(月)まで。

お申し込み後、参加費のお支払いなどの案内を、メールにてお送りします。 3日経過しても、案内のメールが届かない場合は、再度、お申し込み下さい。 まれに迷惑メールに仕分けされていることがありますので、そちらもご確認下さい。 メールはGmailよりお送りします。

案内メール受信後1週間以内に参加費を振り込みしてください。 1週間以内に振り込みが無い場合はキャンセルとさせて頂きます(できれば、キャンセルするときはご連絡ください)

主催

主催 NPO法人岡山ロボット技術子供育成協会

共催 ロボカップジュニア岡山ブロック

後援 岡山市教育委員会(岡地子第1175-1号)、倉敷市教育委員会

Q&A

質問1 マウスやキーボードを使ったことがありません。 参加できますか?

回答1 キーボードは数字キーのみ使います。 これまでの経験で、子どもたちがすぐに操作を覚えてしまうので、少し使ったことがあるくらいで大丈夫です。

質問2 3日間全ての日に参加しなければいけませんか?

回答2 お休みいただいてかまいません。 ただ、別の日に補習などはできませんが、別の会場に参加いただけます(会場の準備があるため、事前にご連絡ください)

質問3 ロボカップジュニア大会はガチの大会なのでしょうか?

回答3 ガチに見えるチームはいますが、それほどではないと思います。

大会はクラス分けがあります。

・日本リーグ エントリー: 初心者向け。このクラスに参加していただきます)
・日本リーグ ライトウェイト: 中級者向け。日本一を目指します)
・ワールドリーグ ライトウェイト: 上級者向け。世界一を目指します)
・ワールドリーグ オープン: 上級者向け。ガチ勢の集まりです。世界一と新技術に挑戦します)

順に難易度が上がるルールです。

質問4 小学3年生でパソコンは操作できます。 参加できないでしょうか?

回答4 講習会だけであれば問題ないのですが、ロボカップジュニア大会は順位を競う競技になります。 私たちは低学年の子どもたちに、競うことを強いるのを避けたいと考えています。 小学4年生が大丈夫と言うわけではありませんが、ロボット等の仕組みに興味を持ち、自分で改造できるのは小学4年生くらいからと判断して、年齢制限を入れております。

科学キッズフェスティバルin京山祭2023

2024年2月18日(日)に開催されるキッズフェスに参加します。 サッカーロボットのプログラム体験会を開催します。 マウスと数字キーが操作できれば大丈夫です。

講習会で作るロボットと同等のロボットを使うので、講習会で作るロボットが気になる方はご参加ください。 見学だけでもOKです。

科学キッズフェスティバルin京山祭のサイトはこちら>

ロボカップジュニアの大会2024

2023年11月19日(日)に倉敷ノード大会、11月26日(日)に岡山ノード大会が開催されました。 講習会に参加いただいた子供たちも、大会に出場しています。

成績が上位のチームは12月17日(日)に開催される岡山ブロック大会に出場しました。 それぞれがどのような結果となり、どういった思いを持ったのか分かりませんが、きっと良い経験になったと思っています。

講習会は来年も開催予定です。 チラシや案内には新規募集の事だけを記載していますが、講習会の日程で、相談会も開催します。 昨年や今年参加したけど、相談したいことがある子供たちがいれば、連絡して参加下さい。

来年の大会も盛況であることを願っております。

ロボカップジュニア岡山のサイトはこちら>

講習会2023・4日目・岡山会場

2023年8月27日(日)に人と科学の未来館サイピアで、4日コースの4日目(最終日)を行いました。 この日の予定は以下の通りです。

  • 10:00~12:00 ボールを追いかける
  • 12:00~13:00 お昼休憩
  • 13:00~15:00 センサー2つで試合
  • 15:00~15:30 事務連絡

1.ボールセンサー2つの値を調べます

ボールが左にあるとき、中央にあるとき、右にあるときの数値を調べます。 またロボットのセンサーは方向を変更できるので、できるだけ左右差があるように調整します。 この左右差を使って、ボールを追いかけるプログラムを考えます。

2.左右差で左、中、右、ボールなしを決めます。

例です。 左右差を使い、値の範囲を決めます。

  • -20より小さいとき、左にボールがある。 ①とします。
  • -20から20のときで、かつ、以下のとき
    • 左センサーが1,000より大きいとき、ボールなし。 ④とします。
    • 左センサーが1,000より小さいとき、中央にボールがある。 ②とします。
  • 20より大きいとき、右にボールがある。 ③とします。

これをプログラムのdirの数値として正しくなるか調べます。

シリアルモニタで、ボールが左にあるとき1、中央にあるとき2、右にあるとき3、ボールが無いとき4と表示されるか確認します。

3.4つの状態に合わせたモーター値を考えます

モーターを動かすときは、スイッチを押すまで動かないよう、おまじないを追加します。 モーター値は全て100ですが、自分でどう動かすか考えます。

このプログラムが期待したとおりに動けば、ボールを追いかけるロボットができあがります。 なかなか調整が難しいと思います。 やはりセンサーが2つになると、プログラムが複雑になってきます。

今回は私が考えた仕組みなので、すぐに理解はできないかもしれないです。 自分なりに考えて作っても良いです。 考えながら作って下さい!

次回は三原市の大会か、練習会でお会いしましょう!

スケッチの書き込みでエラーになったとき

どう言うタイミングで発生するのか分かりませんが、たまに書き込みできなくなります。 原因は、USBケーブルが外れていることが多いのですが、シリアルポートが無効に(白く)なっているときもあります。

このときの対処方法は2つです。

  • USBケーブルを抜き、マイコンの④BOOTボタンを押しながらUSBケーブルを接続する
  • USBケーブルを抜き、PCを再起動する

講習会2023・3日目・岡山会場

2023年8月13日(日)に人と科学の未来館サイピアで、4回コースの3日目を行いました。 この日の予定は以下の通りです。

  • 10:00~12:00 ボールセンサーを1つで試合する
  • 12:00~13:00 お昼休憩
  • 13:00~15:20 ボールセンサーを2つ使う方法
  • 15:20~15:30 事務連絡

1.ボールセンサー1つでボールを探して押すプログラム

前回(7月30日)のプログラムを改修します。 このプログラムはボールに近づくと(ボールが見つかったら)停止するものです。

このプログラムの意味は、①=ボールがないとき、②=ボールが見つかったときとなります。 これを元に、①=ボールがないので右回りに探す、②=ボールが見つかったので押す、と考えます。 この考えでプログラムを作ると、下記のようになります。

①=右に回る、と言うのは、右に行くプログラムで、②=押す、と言うのはまっすぐ進む(前にボールはあるはず)プログラムになります。 まずは、これで試合を行ってみます。 試合はルールを覚えるのに良い機会になります。 午前中は試合を行って終了です。

2.ロボットにはボールセンサーがどう見えているのか再確認

午後は、ボールセンサーの値を再確認します。 ロボットはボールの有無を、センサーからの数値でしか判断できません。 調べてみると、こんな感じです。

ボールもロボットも動かしていないのに、ばらつきがあります。 これはボールの仕組みでこうなりますが、このままでは使いにくいので、ボール値の平均を計算してみます。

1,000回読み出して、その平均を計算します。 変数にballとdataを使うのは、プログラムが正しく動かないとき、調べやすくするためです。 だいたい以下のように数値が同じになってきます。

3.ボールセンサー2つの数値を調整します

ボールセンサーには、値の調整を行うネジがあります。 ③の部分です。

2つのボールセンサーの値を表示させながら、このネジを回します。 2つのボールセンサーの値が同じになるように調整します。

ここまでで3日目の講習会は終わりです。